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外国人投資家売越額 31年ぶりの高水準


東京証券取引所が発表した2018年の投資部門別株式売買動向では、外国人投資家は2年ぶりに日本株を売り越しました。売越額は5兆7,448億円と、7兆円を超えた1987年以来、31年ぶりの大きさです。


個人投資家は7年連続乗り越しで、売り越し額は3,695億円。2017年の5兆7,934億円から大幅に縮小しました。


これに対し、2018年の日銀による ETF (上場投資信託)の買入累計額は6兆円を突破。2017年度の5兆9,033億円を上回り、購入金額は過去最高となりました。外国人投資家・個人投資家の売りを日銀の ETF 買いが支えた形になっています。


 

出典:日本経済新聞


外国人投資家は、現物株の保有では3割程度ですが、売買代金では6割のシェアを占めています。さらに日々の値動きに大きな影響を持つ先物市場では、7~8割のシェアを占めています。2019年度も外国人投資家の売買動向によって株価の値動きが決まりそうです。



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