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外国人投資家 VS 年金資金(信託銀行)

4月以降の日経平均株価を考えた時、よく”新年度に入ると年金の買いが細る、もしくは売り越しになるから相場は軟調になる”と言われますが、本当でしょうか。東証に2003年度からの投資主体別売買動向のデータがあるので検証してみました。2003年は4月に日経平均先物が7600円の安値をつけ、そこから2007年度までの上昇相場が始まりました。

(出所)東証投資部門別売買状況

2003年から外国人投資家と年金資金(信託銀行)の売買動向を見てみます(3市場・1部・2部 売買代金ベース)

                     ▲マイナス(単位 千円)
      外国人投資家 信託銀行
2003年 8,213,499,004 ▲ 4,324,321,490
2004年 7,652,214,003 ▲ 3,373,360,296
2005年 10,321,894,343 ▲ 4,230,754,513
2006年 5,528,884,264 ▲ 3,317,697,647
2007年 5,423,469,260 ▲ 1,683,475,735
2008年 ▲ 3,708,509,528 4,502,641,335

2003年から2007年までは上昇相場、そして2008年からは下落相場です。見事に外国人投資家と年金(信託銀行)の売買は逆になっています。

また底値から上昇した2003年の月別データは以下のようになっています(3市場・1部・2部 売買代金ベース)

                     ▲マイナス(単位 千円)
     外国人投資家       信託銀行
2003年1月         452,264,860      ▲ 144,707,609
2003年2月      ▲ 13,538,877       ▲ 76,890,782
2003年3月     ▲ 238,332,088       ▲ 11,859,325
2003年4月           51,617,716        ▲ 9,747,092
2003年5月         866,816,432      ▲ 336,355,518
2003年6月       1,084,381,607      ▲ 460,997,273
2003年7月       1,689,821,361      ▲ 873,974,568

2003年は5月から上昇を始めています。1月に外国人投資家は買い越していますが、やはり4月に小幅買い越しになり、5月から大きく買い越しに転じていることがわかります

以上のデータから上昇に転じるには外国人投資家の買いが必要であり、少なくとも前回2003年からの上昇相場においては年金の売りを外国人投資家の買いが吸収したとみることができます。確かに年金資金は買い支えとして今年は買ってきているようですが、2003年には買っていなかったようです。ですから受給を考えた場合、やはり外国人投資家が買い越しに転じてくるのかどうか、そこが一番大事なポイントだといえるのではないでしょうか。

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