ブログ資本主義

今週の東洋経済は”ブログ”についての特集でした。

総務省の発表によれば、今年3月末で日本のブログ人口はすでに335万人。2年後には800万人に達するそうです。”ブログ”は確かに面白いです。私のような一介の人間が情報を発信でき、そして同じことに関心を持っている多くの人とコミュニケーションできるのです。そして、会社にいてはなかなか気づかない点もブログで気づくことがあります。例えば、収益に関してです。このブログでも書いてあるように月間1000万稼ぐことがディーラーとして必要だとずっと考え、目標にしてきました。ただ、ここ２～3年の間にネットの爆発的な普及により、個人投資家の方と現在の私の環境はほとんど変わらなくなってきました。もちろん、手数料はまだ圧倒的にディーラーの方が有利ですが、それも急速に縮まっています。システムに関してはほとんど変わりがありません。私は現在サラリーマンディーラーです。月間200万以上（半期で1200万）稼げば、ボーナスで多少色がつきますが、それでもほとんど会社にもっていかれます。昨年3000万円近く稼いでも、年収は600万程度でした。契約ディーラーになっても収益の２～３割しかもらえないので、たいしたことないです。私の会社のトップディーラーも年間2億稼いでも年収は2000万ぐらいしかありません。「専業投資家になってみたい」最近エンジュクの保田さんがよくブログやメルマガで書いています。私も詳しいことはわかりませんが、「専業投資家」で年間3000万稼げばかなりの年収になるのではないでしょうか。これまでは、稼ぐ”個人投資家”という姿が実際わかりませんでした。確かに最近は相場で儲け、本を出している人も多いのですが、実際に接することがなかったのでまったくわからない世界でした。ですが、ブログの世界では”オプション太郎さん”そしてこの間お会いさせていただいた”高田智也さん”は実際に相場で生活しています。高田さんなどはすごいオーラを感じました。”ディーラー”というと皆さんあこがれる世界で、確かに大手や外資系証券で何十億もの資金を動かす世界は華やかですが、その他の証券会社では資本金も小さく、規制が多いので実際は個人投資家としてマーケットと戦った方がいいのではないかとも考えています。この3年間ディーラーとして戦ってきた手法が個人投資家でも通用するかどうか・・・。今、最も関心を持って研究している課題です。そして、以前オプション太郎さんがブログに書いていた

”我々個人投資家が真にプロである”というのが真実ではないかと考えています。