大証
昨日大証の株主総会がありました。
まあ、村上さんが色々言っていたそうですが、当然ですよね。大証は来年に新システムを導入する予定ですが、それは現在の7倍強の処理能力を持つそうです。でも、私も現在大証の発注システムを使っているんですけど、とてつもなく遅い!!のです。で、調べてみたら、現行のシステムは1991年に構築されたもので、それにつきたして、現在まで使用してきたそうです。なんと14年前のシステム・・・、今まで運営できてきたことの方が不思議です。また韓国の話題ですが、実は現在の韓国取引所(KRX)は、韓国証券取引所、韓国先物取引所、韓国店頭株式市場(コスダック)と合併してできたもので、現物株から株式デリバティブ、商品先物まであらゆる商品を取引できるそうです。大証もこれからは厳しい国際競争の波に呑み込まれるのですから、東証やジャスダック、商品先物市場を含め、取引所の統合なども検討するべきではないでしょうか。投資家の利便性を考えた改革を行ってほしいものです。
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コメント
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株主総会で、内部留保はシステム投資のためもあるといっておきながら14年間もシステムを放置していたんですね。言っていることとやっていることがちぐはぐ。。あまりにも官僚主義的で悲しくなります。デリバティブ後進国ですね、日本は。
投稿: suam | 2005/06/24 18:57
>suamさん
韓国もシンガポールも「アジアのハブ(中核)取引所になる」という強い決意のもと、電子取引の全面導入や、市場の統合など改革をどんどん進めているのに、大証は内向きで、本当に改革する気があるのか疑問ですね。もっと投資家の声を聞いてほしいです。
投稿: やんた | 2005/06/24 19:52