テクニカル分析
先ほどの続きで今度は日経平均先物について私が感じていることを書いてみます。
よく、本などをみると”日経先物はテクニカル分析が有効”と書いてありますが、確かにそういう部分もあります。例えば、移動平均線の手前などでは一旦止まることも多いですし、過去の高値、安値なども意識した動きをします。では、テクニカル分析は有効なのでしょうか。ここで考えなければいけないのは、日経平均先物は参加者の9割が自己か外国人投資家だということです。で、勝手なイメージですがその参加者を私は3つに分けています。まず1番目が100枚単位で取引する大口投資家、2番目に10枚単位で投資する中口投資家、そして3番目に1枚~5枚程度の小口投資家(私はここです)の3つです。注意しなければいけないのは、大口投資家はある程度チャートを作れるということです。もちろん、いつでもそんなことが成功するとは思えませんが、例えば節目(11000円など)が近いときはそれに向かって買い上げ(売り下げ)、大勢がついてきたら決済することがあるように感じます。まあ、私個人的な考えなんで断定的なことはいえませんが、大口投資家がチャートをどのように利用してくるか、そうしたことも考えておいたほうがいいかもしれません。(先読みすることは非常に難しいですが)。
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コメント
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こんばんは~。
日経先物の件、わたしも全く同意見です。
個別銘柄よりはテクニカルが適用できる部分が多いと思う反面、
ビッグプレイヤーによって少なからずとも振り回される場面もあるのではないかと。
そこで、指数に関しては単純にトレンドを追うことにしています。
また、テクニカル指標も極力シンプルにして、限られた物のみを使うようにしています。
個人的には、以前より少しはマシなトレードが出来る様になりました(苦笑)。
投稿: f_355f1 | 2005/06/21 22:43