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ホリエモン

4/9(土)
昨日、サイバーエージェント社長 藤田晋さんの「渋谷ではたらく社長の告白」を読みました。

非常に読み易く、かつ面白かったです。こういった自伝は、著者の自慢話や、会社の宣伝などが多く、今までほとんど読んだことがなかったのですが、藤田さんは社長の苦悩や、周りの人との軋轢などを赤裸々に告白していて、こういった人がトップをしている企業は今後も成長していくのだろうな・・・と思いました。最近は、企業家ではこの藤田さんやライブドアの堀江さん、野球界ではイチローや松井秀喜など私と同世代の人たちが華々しく活躍しているのを誇らしく思うとともに、自分とのギャップに勝手に落ち込んだりもしています(笑)。こういった人達を見ていると常に何かに挑戦し続けている姿勢があるというのがわかります。特に今話題の堀江さん(ホリエモン)は、昨年のプロ野球に続き、今年はニッポン放送、フジテレビを手にいれようとしているからすごいですね。そこで私達の世代について考えたんですけど、キーワードは”競争”ではないかと思います。団塊ジュニアとして育った私達は、人数も多く、何をするにしても大勢の人と争わなければならなかったし、、私個人で考えても、高校・大学受験、就職活動と大変な思いをしたのを覚えています。また、会社に入ってからも、終身雇用・年功序列など安定的なシステムが崩壊しつつあり、個人の能力を伸ばさなければ今後生き残れない、という強い危機感を持っています。で、今話題の堀江さんの件ですが、今回非常に強いショックを受けました。それは完全に”個人”の時代に入ったのではないかということです。それは”会社”と”個人”が同等になると同時に”会社”とは何かということを強く感じるようになったということです。日経新聞に面白い記事が載っていました。それは”社員”という言葉の定義で、「商法では”社員”とは株主をさし、使用人である従業員”とは厳然と区別している。貸借対照表にも社員の価値は載っていない。自らを社員と言い、会社の一部と信じていたのは幻想だった・・・。今回の買収劇で多くのサラリーマンが単純な事実に気づいた」。平成9年に山一證券など大企業が倒産したとき、大企業に勤めれば一生安泰・・・という夢物語は終わりました。そして今回は、企業に何十年もまじめに勤めて、うまくいけば役員を目指す・・・といったことも幻想になるような気がします。役員を目指すなら経営のプロフェッショナルを目指す(今後は社長、役員などは昨日の三洋電機のように外部からどんどん入ってくるようになるでしょう)、さもなければ自分の専門分野を確立し、プロとして生きていく。私は後者の道を選びたいと考えています。そして、プロフェッショナルな仕事をしている人は優秀な人ほど独立していくのでないでしょうか。アメリカではMBAを卒業して、優秀な人ほど起業するという話ですが、今までは人種の違いだろーと思っていました。しかし、アメリカ人も1980年代の敵対的買収を経て、”会社”とは何か、”個人”とは何かということを必死に考え、”起業”することと、”企業”に勤めることを同等に考えるようになったのではないでしょうか。私も今まで起業するということはリスクを恐れず、積極的な一部の人達がするものだと考えていましたが、このまま会社に勤め続けるのとどちらがいいのか・・・。その結論は簡単にでませんけど、同じ次元で考えることができるようになりました。大きな時代の変化を感じますね。

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