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オプション実践講座⑩

今回は”ストラングル”です。

証券の世界では”ショート”とは”売り”を意味します。反対に”ロング”とは”買い”を意味します。まずは、”ショートストラングル”についてみてみます。これはアウト・オブ・ザ・マネーのコールとプットを売るポジションで、基本的にデルタはニュートラルにします。また、7月12日の終値を用いますが、

120C Pr(プレミアム) 45円  Δ(デルタ) 0.22

110P Pr         15円  Δ      -0.07

これも相場観で日経平均が12000円と11000円にいかないとみるなら

同枚数、例えば5枚づつ売ってもいいのですが、デルタを計算すると、

0.22×(-5)+(-0.07)×(-5)=-0.74となり、先物を1枚近く売っている計算になるので、短期的なデルタリスクが大きくなります。なので、120Cを5枚売った場合でしたら、110Pは15枚売るべきなのです。すると、デルタは

0.22×(-5)+(-0.07)×(-15)=-0.06となり、ほぼデルタリスクはゼロになります。

「ショートストラングル損益図」

上の図を見てください。最大利益はプレミアム分、つまり

45×5+15×15=450,000円で、最大損失は無限大となります。

それでは、満期までの相場観以外にどんなときにこのショートストラングルを用いるべきなのでしょうか。最近はこの戦略をとる方も多いみたいですので、

次回に長所・短所を考えてみます。

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