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オプション実践講座②

前回の続きです。”コールの買いは損失限定・利益無限大”ということに関して私の考察を書きます。

前回は権利行使価格のことについて途中まで書きました。具体例として

8月120C プレミアム 30円(7月8日の終値)・・・①

8月115C プレミアム 195円(7月8日の終値)・・・②

で考えて見ます。10枚づつ買った場合を考えて見ましょう。①の場合は30×10×1000=300,000円が最大損失で、②は195×10×1000=1,950,000円が最大損失となります。もし、200万円で始めた投資家がいたとすると、②では資金のほとんどを失うことになります。実際、相場が下がり始めれば195円あったプレミアムはどんどん減少していき、損失も膨らみます。そんなとき”損失限定”だからと悠然を構えていられる投資家はどのぐらいいるでしょうか。確かに、①の場合は最大で30万円なので、200万円持っている投資家だったら様子を見ることができますが、②のケースのように全資産を失うかもしれないとき、”損失限定”など悠長に考えることができるでしょうか。何が言いたいかというと、確かにコールは”損失限定”ですが、それは自分の資金に余裕がある時で、大きな金額を張っている場合はきちんと損切りすることが大事だということなのです。195円で買った場合150円になったら損切りするなどルールを決め、SQで12000円になれば305円(=500-195)儲かるとSQでの利益ばかり考えていると大変な目に遭うということを理解してほしいのです。ただ、ここではアット・ザ・マネーでの話なので、それなら安いプレミアム(120C30円や125C3円など)を買えばいいじゃないかという発想が出てくるのですが、ここにまた大きな落とし穴があるのです。(続く)

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