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先物実践講座④

続いてシステムトレードです。

一般的にシステムトレードはいくつかのテクニカル分析を用いていると思います。”ルール”を確立するという点で、システムトレードは優れた投資手法だといえます。ただ、システムトレードには”検証”という作業があるのですが、結局は過去の値動きでしか検証することはできません。相場は生き物なので日々変質しています。ですからどんな状況にも耐えることができるシステムをつくることはほぼ不可能だと考えています。私が昔行ったシステムトレードで”マーケットプロファイル”の”イニシャルレンジ(IR)ブレーク”というのがあります。IRとは寄りから10時までの値幅で、このレンジを越えたら仕掛けるというトレード手法です。例えば日経225先物が1日200円ぐらい動いていて、IRが約100円だったので、毎日10ティックぐらいは取れるなーと考えていても、それからどんどん値幅は縮小、損切りの日々が続き、結局そのトレード手法が通じなくなったことがありました。。つまり、相場はボラティリティが大きく、順張りが有効な時と、ボラティリティが小さく、逆張りが有効な時があり、どちらでも勝てる手法はないのです。結局、システムトレードでもマネーマネジメントが大事で、勝っているときは投資金額を増やし、負けているときは投資金額を減らすなどシステム以外でもルールを決める必要があると思います。また、海外のヘッジファンドなどは市場分散をして、例えば異常な低ボラの日経225だけを運用するだけでなく、ボラの高い原油市場を組み合わせるなどして、リスクを軽減しているそうです。1つの市場で同枚数を取引するのではなく、マネーマネジメントや他市場も組み合わせるなど色々な手法を組み合わせることがシステムトレードでは必要だと考えています。(マネー革命にでてくるシステム専門のヘッジファンドは世界40ヶ所!の取引所と取引しているそうです。多くの市場と取引できるのもシステムトレーダーの利点でしょう)

現在はCFD取引でヘッジファンドと同じ取引ができる環境ができつつあります。今後CFD取引にも手を広げていこうと考えています。

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コメント

やんたさん、はじめまして。海賊225です。
トラックバックをいただきありがとうございました。
とても勉強になるブログを知ることができ大変うれしいです。
近時の値幅の小ささは私も気になっています。
数年分のデータを見るとかなりアブノーマルな状況ですよね。
私も、今はブレイクでは取りにくい相場状況だとの認識で、
細かい値幅を設定して逆張りで取るスタイルにしていますが、
そのうち値幅が出るようになってきたら
逆張りエントリー+ブレイク狙いで利を伸ばせるようにしたいと
考えています。
どうぞ今後ともよろしくお付き合いください。

投稿: 海賊225 | 2005年7月 9日 (土) 20時36分

>海賊225さん
いつもブログ拝見させていただいていました。今は歴史的な膠着相場(記事はこちら
http://yanta.cocolog-nifty.com/risktaker/2005/07/post_1075.html)
ということで先物・オプションの投資家には厳しい展開が続いています(私も含めて)。ただこの苦しい時を乗り切れば必ず儲かる時期はやってくると思います。ここは我慢のしどころでしょうね。私はもっと先物・オプションが個人投資家の方に普及してほしいのでブログで色々書いていくつもりです。収益をみればへっぽこですが(笑)、私も一流ディーラーを目指して頑張っていきます。お互いがんばりましょう。

投稿: やんた | 2005年7月 9日 (土) 20時53分

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