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オプション初級講座⑩

今回は”セータ”です。オプション初級講座⑥で”時間価値の減少(タイムディケィ)”について書きました。

で、セータは、1日あたりに時間的価値がどの程度減少するかを示します。

例えば、コール7月115 70円はセータを計算すると-2.3になります。これは毎日プレミアムが毎日2.3円づつ減少することを意味します。セータは必ずマイナスの値を取り、毎日確実に減少するのです。一般にオプションにおいては売り手が有利といわれますが、これはタイム・ディケイが原因です。特に満期(SQ)が迫ってくるとセータも大きくなるので、期近のオプションを売るのは有利に思えます。しかし、前回”ガンマ”と”セータ”は密接な関係があると書きました。”セータ”が大きいということは”ガンマ”も大きいということになります。ですから、大きな売りポジションを持っている投資家は、”セータ”で利益を取る代わりに、相場が動いた時、ガンマの値が大きいので、デルタヘッジが非常に難しくなるのです。これ以上は難しいので、中級編で詳しく書くことにします。今回は”セータ”は”時間価値の減少”を表すということを理解していただければ十分です。

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