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日経225先物初級講座①

オプション取引をする上で、日経225先物を理解することは必須です。そこで、日経225先物の基礎知識を確認していきたいと思います。

①日経225先物とはなにか

大阪証券取引所のホームページでは、「先物取引とは、あらかじめ定められた期日に、特定の商品(原資産)を、現時点でとりきめた約定価格で取引することを契約する取引」と定義しています。

日経225先物は現実の株価指数(日経平均株価)を取引することを契約する取引です。日経平均株価とは日経新聞が選んだ225銘柄で、色々問題はありますが代表的な指数になっています。

日経225先物の最終決済日は3,6,9,12月の第二金曜日(SQ)で、投資家それぞれの約定価格とSQの差によって損益が確定されます。先物の乗数は1,000倍ですので、約定価格とSQの差額に1000倍と枚数をかけた金額が損益となります。買い手、売り手それぞれの損益を式で表すと、

買い手=(SQ-買値)×1,000×枚数

売り手=(売値-SQ)×1,000×枚数

となります。

例えばSQ値が11139.32円で、日経225先物をSQ前に11,000円で1枚売っていた投資家はその差額

(11000-11139.32)×1000×1=-139,320円、つまり139,320円の損失となり、逆に11,000円で1枚買っていた投資家は139,320円の利益となります(手数料・税金は除く)。

よく、先物取引はゼロ・サムといい、誰かが損していれば、誰かが得しているということで、差し引きはトントンになります。ただこれも、単純化した話で、例えば先物を売っていた投資家がコールオプションを買っていて、先物の損失を上回る利益を上げているかもしれないですし、SGXとの裁定取引をしているかもしれません。なぜこんな話をするかというと、現在の先物・オプション市場は裁定取引を抜きに考えることはできないからです。具体的なことはまた後日述べることにします。

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