« オプション初級講座④ | トップページ | オプション初級講座⑥ »

オプション初級講座⑤

前回の練習問題の答えは ③①①③②になります。すぐにイメージがつかめるよう頑張ってください。

今回はオプション価格の構成要素とプレミアムの関係を見ていきます

  

    コールオプション プットオプション
原資産 上昇 上昇 下落
権利行使価格 上昇 下落 上昇
短期金利 上昇 上昇 下落
残存日数 上昇 上昇 上昇
ボラティリティ 上昇 上昇 上昇
 

???損益図とこの各要素を覚えるのは最初は大変ですね(笑)でも、オプションを取引する上で、この表を覚えるのは必須です。実際に取引をしていると自然と覚えられますから、心配しないでください。今後、中級編として、ブラック・ショールズまで取り上げるつもりですが、高等数学まで覚える必要はないので、心配しないでください。特にこの初級編では簡単な算数レベルで、要は慣れです。では、上から見ていきましょう。

①原資産価格が上昇するとコール価格は上昇し、プット価格は下落する

これはいままで見てきました。コールオプションとは”将来原資産が上がる権利”を売買し、プットオプションとは”将来原資産が下がる権利”を売買するのでしたね。それでは次にいきます

②権利行使価格が高いとコール価格は下落し、プット価格は上昇する

具体例で考えて見ます。本日の日経平均先物は11050円でした。そして6月限115コールは15円。同110コールは140円で引けています。コールオプションとは将来その権利行使価格で買う権利ですから11500円で買うより、11000円で買う方が絶対に有利ですよね。ですから、②に関しては有利に買える権利行使価格のほうが価格は高くなるということです。考えればあたりまえですよね。で、プットはコールの逆です。6月プット11000円は95円、同10500円は15円で引けています。プットは将来その権利行使価格で売る権利ですから11000円で売ったほうが10500円で売るより有利になります。ですから価格は11000円のほうが高くなります。

以上①②は”本質的価値”を見てきました。次回は残りの3つ、いわゆる”時間的価値”について関係を見ていきます。

« オプション初級講座④ | トップページ | オプション初級講座⑥ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/91490/4278860

この記事へのトラックバック一覧です: オプション初級講座⑤:

« オプション初級講座④ | トップページ | オプション初級講座⑥ »