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オプション初級講座⑦

今回は”ボラティリティ”についてみていきます。

”ボラティリティ”とは相場変動率のことで、”ボラティリティが高い”とは”相場(日経平均など)がよく動いている”ということになります。しつこいですが、もう一度表をみてみましょう。

 

    コールオプション プットオプション
原資産 上昇 上昇 下落
権利行使価格 上昇 下落 上昇
短期金利 上昇 上昇 下落
残存日数 上昇 上昇 上昇
ボラティリティ 上昇 上昇 上昇

ボラティリティが上昇すると、コールオプション、プットオプションともにプレミアム(価格)は上昇していますね。これは、前回”残存日数”のところでも書きましたが、”可能性”という概念に関係しています。それは”可能性が高いほうがプレミアムは上昇する”ということです。例えば、現在日経平均が11000円で11500円のコールオプションを買った場合、日経平均が1日50円しか動かないより、1日200円動いているほうが、11500円を越える可能性が高いですよね。ですからプレミアム(価格)は上昇するのです。で、もう一度上の表を見ていただきたいのですが、実は”ボラティリティ”は他の4つと性格がまったく異なります。”ボラティリティ”だけ、正確な数値がわからないのです。他の4つは決まっているのですが、ボラティリティだけは投資家が判断しなければなりません。ですから、オプション取引はよくボラティリティの取引であるといわれるのです。で、推定の方法としてHV(ヒストリカルボラティリティ)やIV(インプライドボラティリティ)などの概念を理解する必要があるのですが、難しいので詳しいことは中級編で書きたいと思います。今回は”ボラティリティが上がれば、プレミアムは上昇する”ということを理解していただければ十分です。

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